H26.9月 決算討論

私は、市政クラブを代表し、認第1号平成25年度野田市一般会計から認第8号平成25年度野田市水道事業会計までの各会計の歳入歳出決算認定について、すべてに賛成する立場で討論いたします。
平成25年度の市の予算編成では、「行政サービスは基本的にその水準は落とさない」という合併に際して市民に約束した基本的考え方に基づき、集中改革プランや総合計画(新市建設計画)に沿いつつ、地方公共団体の財政の健全化に関する法律や独自のプライマリーバランスを考慮されています。また、国の動きに合わせ、平成26年度当初予算で予定していた事業の一部を前倒しして、3月追加補正予算に計上するなど当局の柔軟かつ迅速な取り組みを高く評価いたします。一般会計の予算規模は、当初で453億4,400万円、3月追加補正後額に前年度繰越明許費繰越金等を含む総額は527億3,130万4,667円となり、これから述べる種々の施策が着実に実行されました。
一般会計決算についてみますと、歳入決算額は499億5,347万8,475円、歳出決算額は479億4,485万4,785円で、予算に対する執行率は歳入が94.7%、歳出が90.9%となり、配分財源の範囲内で適正な執行がなされたものと認められます。
歳入の主なものについて、前年度との比較で申し上げます。
市税につきましては法人市民税が減少しましたが全体として0.3%の増となり、また地方交付税では震災特別交付税の大幅減により全体では6.5%の減少になっています。普通交付税の代替である臨時財政対策費は6.4%の増収となっています。国庫支出金では地域の元気臨時交付金・小中学校の耐震補強事業交付金の増により17.5%の増となりましたが、県支出金は2.3%の減となりました。
市債につきまして、プライマリーバランスを堅持し、発行総額が減少しており、適正に実施されている点について評価いたします。

歳出について主なものについて申し上げます。
総務費では、継続事業として次期総合計画の策定作業が進められるとともに、合併10周年写真展が開催されました。
民生費では、生活困窮者自立促進支援モデル事業が実施されました。また障がい者や高齢者の希望者に救急医療情報キットが配布されました。
衛生費では、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種(旧子宮頸がんワクチン予防接種)が定期予防接種とされましたが、その後の状況により、当該ワクチンは国において積極的に勧奨しないワクチンとされ、今後の方針も不透明であることから、野田市では原則一時見合わせとされております。
農林水産業費では、玄米黒酢農法による稲作面積が拡大されるとともに、混合堆肥を使った野菜作りや、玄米黒酢米の学校給食での使用、冬期湛水水田など、環境保全型農業の推進に取り組まれました。
商工費では、買物弱者対策として、移動販売事業「まごころ便」の運行が行われました。また、合併10周年事業として竜王戦が実施されました。
土木費では、合併関連事業の進捗が図られました。そのほかコウノトリの飼育・公開が行われ、5月にうまれた2羽のひなも順調に育っています。
消防費では、千葉県北西部消防指令センターの共同運用が開始されました。防災関係では、同報系防災行政無線の運用が開始されたほか継続事業として地域防災計画見直しがおこなわれました。。
教育費では引き続き学校の耐震補強事業の実施と平成24年度からの継続事業とした文化センターの客席改修工事が実施され、26年度までの継続事業として総合公園体育館の屋根外壁改修工事が着手されました。

災害復旧費では、市内一円の道路側溝等の除染及び汚泥の処分を実施されたほか、竜巻被害を受けた学校及び公民館の復旧工事を実施しました。
このように平成25年度歳入歳出決算は、総合計画(新市建設計画)に沿って着実に事業が進められ、集中改革プランに揚げる民間活力の有効活用が推進されるとともに、職員削減計画に基づき人件費も抑制されており、適切な予算執行であると認められます。さらに、東日本大震災や竜巻といった自然災害、厳しい経済状況に適切に対応されており、高く評価いたします。
そのほか、国民健康保険特別会計、下水道事業特別会計、用地取得特別会計、水道事業会計についてもそれぞれの目的に沿った適切な予算執行であると認め、すべての決算認定について賛成いたします。